確定申告で会社に副業がばれるのはなぜ?理由とばれにくくなる方法を紹介
会社にばれずに副業ってできるもんなんか?
— やきとり (@yakimeta2000) March 7, 2022
どうやっても年末調整では確実にばれると思うんだけど
俺してたときなにも言われなかったけどバレてたけど黙認されたのか俺が書くの適当すぎてわかりようがなかったんか
それだとバイトで増えたぶん脱税してたことになるけど
2018年の働き方改革の一環として、政府により副業・兼業を推奨されたのは記憶に新しいのではないでしょうか。
しかし、いまだ副業禁止の企業は多いのが現状です。
副業禁止の企業にお勤めでも、副業所得が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。
中には、「確定申告をすると副業はばれる?」と不安な人もいるでしょう。
結論をお伝えすると、住民税の納付方法によって副業がばれるリスクが高まります。
この記事では、「なぜ確定申告で副業がばれるのか」「ばれにくい方法はあるのか」の2点を詳しく解説していきます。
確定申告をすると「住民税」で副業がばれる
169-3-1024x576.jpg)
確定申告により会社に副業がばれる最大の理由は、住民税です。
ほとんどの会社員は、住民税を「特別徴収」で納付しています。
特別徴収とは、会社の給料から天引きされる仕組みです。
会社が社員に代わり、天引きした住民税を各自治体に納めています。
住民税の金額は、前年度の所得で決定されます。副業をしている場合、当然副業で得た利益も含めた所得です。
そのため、「この社員は給料の割に住民税がやけに高いな」と会社側に気づかれやすくなります。
こう聞くと、「去年の副業は利益が出なかったからばれない」と思った人もいるかもしれません。
ですが、反対に住民税が低くなってばれるケースも考えられます。
事業所得が赤字の場合、会社員の給与所得(黒字)と相殺する「損益通算」が可能です。
つまり、所得の合計が低くなります。比例して住民税が減額されるため、会社にばれやすくなるわけです。
マイナンバーで副業はばれる?
マイナンバー制度導入以来、よくあるのが「マイナンバーから収入が把握されて副業がばれる」といった勘違いです。
実際には、マイナンバーによる個人の所得調査はできません。
民間事業者がマイナンバーを利用できる場面は、税金や社会保障などの書類作成に限られています。
マイナンバーから副業がばれることはありませんので、ご安心ください。
副業がばれにくにい確定申告のやり方
169-9-1024x576.jpg)
サラリーマンで副業が会社にばれる理由は3つ!
— ずみ🧐ブログ開設1ヶ月目で34万円達成! (@zumi_semi) April 22, 2021
①副業を無申告(意図のあるなしにかかわらず)
②内部リーク(チクられる)
③確定申告時のミス
対策
①は確定申告をしっかりしていればOK
②は会社の人には基本内緒
③は住民税の部分で『自分で納付』にチェック#ブログ初心者 #サラリーマン pic.twitter.com/2r5at6yiyE
会社に副業がばれたくないのであれば、住民税の納付方法を「普通徴収」に変更しましょう。
普通徴収とは、自分で住民税を納める方法です。
会社側に住民税の増減を把握されなくなるため、ばれるリスクを下げられます。
普通徴収に変更したい方は、以下の変更方法と納付時期の解説をご参照ください。
(1)普通徴収への変更方法
副業が会社にバレたくない人は確定申告で右下の「自分で納付」に○して下さい。#副業#ばれる#確定申告 pic.twitter.com/qWvVQxDqXD
— じゅんたそ@住民税 (@jun_sakura_saku) February 7, 2021
普通徴収への変更は、確定申告書の第二表「住民税に関する事項」欄から行います。
「自分で納付」に◯をつけ、提出するだけで手続き完了です。
同欄の「給与から差引き」に◯をつけると、特別徴収になってしまうので注意しましょう。
クラウド会計ソフトの場合は、プルダウン選択で簡単に変更できる仕様が一般的です。
(2)普通徴収の納付時期
確定申告書の提出後、同年6月頃に住民税の納付書が自宅に届きます。
納付書は4期に分かれており、主な納付方法は以下の通りです。
- 金融機関・コンビニの現金振込
- インターネットバンキングの振込※Pay-easy(ペイジー)対応の納付書のみ
- 口座振替
- 市区町村の役所窓口
上記方法に加え、クレジットカードや電子マネーに対応している自治体も一部あります。
簡単・正確に確定申告するなら「マネーフォワードクラウド確定申告」
169-4-1024x576.jpg)
副業をしている人の住民税や所得税の金額は、確定申告書をもとに決定されます。
確定申告書にミスがあると、延滞税や過少申告加算税などのペナルティが課されてしまいます。
とはいえ、確定申告書の作成は複雑で簡単にはできません。
そこでおすすめなのが、「マネーフォワードクラウド確定申告」です。
マネーフォワードクラウド確定申告は、申告書の作成から納付方法の変更までWebブラウザ上から簡単に行えます。
書面の確定申告書のように、多数の欄から該当項目を探して記入する必要はありません。
操作画面は税区分や控除ごとの選択式になっており、住民税の普通徴収への変更も簡単です。
「納付方法の選択」→「自分で納付」と選択するだけの2ステップで完了します。
また、国税庁のe-Tax(電子申告)と連携しているので、自宅で確定申告が可能です。
税務署に行く必要もなく、確定申告をスムーズに済ませられます。
普通徴収への変更だけでなく、確定申告作業を楽にしたい方はマネーフォワードクラウド確定申告を利用してみてはいかがでしょうか。
169-43.png)
副業をばれにくくするために「普通徴収」で住民税を納付しましょう

副業をしている会社員は増加傾向にありますが、副業禁止の企業はまだまだ多いです。
会社に副業がばれたくない方は、住民税の納付方法を「普通徴収」へ変更しましょう。
確定申告書の第二表で「住民税に関する事項」→「自分で納付」を選択し、提出すると変更できます。
納付方法の変更に加え、毎年の確定申告を楽にしたいのであれば、マネーフォワードクラウド確定申告がおすすめです。
-2.jpg)

ここまで読んできただきありがとうございました!