ここ数日のモヤモヤは新月のせい?と思っていたけど、ううん、このモヤモヤは確定申告😅
— 紫水シイラ (@shimizushiira88) March 5, 2022
徹夜で格闘して、ただ今 e-tax ポチッと送信。
無事完了しました〜 🙌
毎年「今年こそは早めに準備〜 」と誓いながらも、一向に学習しない私😅
だけど「今年こそは!絶対に」と新たに心に誓う✨#確定申告 #税 pic.twitter.com/wlWm0E3GNF
- 「e-Taxで確定申告するとどんなメリットがあるの?」と気になっている人
- 「e-Taxのデメリットが知りたい」という人
2004年の運用開始以来、年々利用者が増えている「e-Tax(電子申告)」。これまで書面による確定申告をしていた人の中には、e-Taxに移行を検討している人もいるでしょう。

このようにお考えの人に向け、本記事ではe-Taxのメリット・デメリットを解説していきます。
確定申告のe-Taxとは?
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e-Taxとは、確定申告をインターネット上から行える電子申告・納税システムです。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で申告データを作成し、そのまま提出できます。
また、会計ソフトやクラウドサービスとの連携にも対応済みです。各システムで作成した申告データは、システム内から直接e-TaXへ提出できます。
e-Tax導入前の2004年以前は、書面による確定申告しか行えませんでした。e-Taxの導入により確定申告書の作成・提出の利便性が向上し、利用が広まっています。

国税庁の報告(※1)によれば、令和2年度のe-Tax利用率は所得税申告が64.3%、法人税申告が88.4%に達しました。
※1出典:国税庁「令和2年度におけるe-Taxの利用状況等について 」
確定申告でe-Taxを使うメリット5つ
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確定申告でe-Taxを使うと、以下5つのメリットを得られます。
- 自宅で確定申告できる
- 必要書類の添付が不要
- 計算ミスや記入漏れを防ぎやすい
- 納税や還付金の手続きがスムーズ
- 青色申告特別控除が10万円増額
順番に説明します。
(1)自宅で確定申告できる
e-Tax最大のメリットと言えるのが、混雑する税務署に行く必要がない点です。インターネット環境さえあれば、自宅から確定申告を行えます。

曜日や時間帯の制約を受けないため、多忙な人でもスムーズに申告できるでしょう。
注意点として、e-Taxはスマホにも対応していますが、申告できる範囲は限られます。2022年時点では、個人事業主・フリーランスの「事業所得」は未対応です。
詳しい申告範囲は、こちらをご確認ください。
ただし、クラウド会計サービスであれば、スマホ申告でも制限はありません。スマホを使って自宅で確定申告をしたい場合は、クラウド会計サービスを利用すると良いでしょう。
(2)必要書類の添付が不要
e-Taxの場合、各種控除の証明書やレシートの添付が不要です。書面提出の場合、基本的にほとんどの書類を添付しなくてはいけません。

e-Taxで添付を省略できる主な書類は、以下をご参照ください。
- 社会・生命・地震保険料控除の証明書
- 寄付金控除の証明書
- 医療費の領収書・レシート
反対に、添付を省略できない書類はPDFによる送信が認められています。たとえば、「住宅ローン控除の証明書」や「住宅耐震改修特別控除の証明書」が該当します。
e-TaXの場合、基本的に郵送の手間はかかりません。
(3)計算ミスや記入漏れを防ぎやすい
e-Taxのメリットとして、計算ミスや記入漏れが生じにくい点も挙げられます。e-Taxの作成画面では、記入漏れの箇所があると提出できません。

さらに、各種控除額や所得の計算が不要で、数値を入力すると自動計算されます。
仮に入力元の数値を間違えて提出した場合も、申告期限内であれば申告データの上書きが可能です。書面の場合は一から申告書を作成し直さなくてはいけませんが、e-Taxであればミス部分の修正のみで再提出できます。
(4)納税や還付金の手続きがスムーズ
e-Taxによる電子申告をすると、納税手続きが簡単になります。e-Taxのみ、「ダイレクト納付」による納税方法を選択できるからです。

ダイレクト納付は、確定申告後に自分の口座から自動振替されます。
また、還付金の受け取り時期も早くなります。紙の確定申告の場合、還付金の受け取り時期は一般的に1ヶ月から1ヶ月半です。
e-Taxの場合、約3週間程度に短縮されます。
(5)青色申告特別控除が10万円増額
青色申告をしている人は、電子申告をすると「青色申告特別控除」が10万円増えます。書面で確定申告をする場合、控除額は55万円です。

電子申告するだけで65万円になるため、お得な制度と言えます。
2020年以前は一律65万円でしたが、2021年度から書面の申告は55万円に引き下げられました。なお、同じ青色申告でも簡易簿記の場合は、電子申告をしても控除額は10万円です。
65万円の控除対象は、「複式簿記で電子申告をした」人のみである点に注意しましょう。
確定申告はe-Taxですると楽です
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この記事では、e-Tax(電子申告)で確定申告をするメリット・デメリットを解説しました。基本的にはメリットのほうが多く、e-Taxは全ての人におすすめできる申告方法です。
e-Taxを使うかお悩みの方は、ぜひ利用してみてください。さらにマネーフォワードクラウド確定申告組み合わせて使えばさらに楽になりますよ。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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